【Lofree FLOW】キーボードを買う、いや買った。〜後編〜

雑記

前回、ガスケットマウント採用がされているキーボードであれば、
自分に合った打鍵感が得られる可能性に気付いた。

「キーボードを買う、いや買った。〜前編〜」はこちらから 

このヒントをもとに再びキーボード探しの旅へ出ることにする。

そしてその旅は予想よりも早く終着点に到着する。

Lofree FLOWに出会う

一目惚れに近い。
ガスケットマウントのキーワードで調べ始めた矢先、
一番最初に見つけたキーボード。

Lofree社の「FLOW」
価格約3万円。安い買い物では無い。そう、普通に考えて高い。

Lofree FLOWはこちら

見た目が最高に良い。
無駄なものを削ぎ落としたシンプルさ。
白を基調としたカラーリング。フレームはアルミニウムでシルバー調。
アルミニウムのシルバーが全体を引き締め、統一感を醸し出す。
テンキーレス、75%キーボード、ロープロファイルで縦も横も高さもコンパクト。

これ欲しい。求めている打鍵感なのかはわからないが、
ガスケットマウントをヒントに辿り着いたキーボード。
そこは自分を信じて進むしかない。

が、しかしその前に色々と気になる点もある。

テンキーレス、英字配列を乗り越えられるか

人生初めてのテンキーレスキーボードである。(ノートPCは除く)
そして人生初の英字配列キーボードである。

自分は割とテンキー信者だ。
あの17マスのボタンをかっこつけながらシャコシャコ打ちたい

そして英字配列。
日本語キーボードに慣れてしまったこの身体が果たしてついていけるのか。
あの小さくて細長いEnterキーを上手く押せるのか。

購入前から不安しか無い。上手く使いこなせるのか。

しかし、そんな不安がっていても使い始めない事には何も進めない。
気持ちは購入に向かって疼きだしている。

意を決して購入に至る。

箱からただならぬこだわりを感じる

これが外装箱。
高級感漂う質感。封の役割をする銀色の帯。キーボードの形に彫られた装飾。
グッジョブ・・・。

開けるまでの楽しみ、このワクワク感を演出してくれるこの感じ。
早く開けたいと逸る気持ちの一方で、開けるのがもったいないというこの矛盾。
この瞬間でしか味わえない唯一の楽しみ。

包装状態も良き。粗雑な感じは一切無し。
この箱一つ取ってもただならぬこだわりを感じたね。
さすが、高級キーボードなだけある。

見た目は最高。

なんと美しい。
深夜一人、灯り一つの静かな部屋で、一人つぶやくその様は、誰が見ようとただの不審者であろう。
求めていたものに出会った高揚感は止まらない。

白だからこそなせる鮮やかさ。
必要以上に主張しない文字盤。
高級感、堅牢さを醸すシルバーのフレーム。

見た目。100点。満点。

この所有欲を満たしてくれるデザインは良き。インテリアとしても十分。
ただそこにあるだけでもおしゃれ感を出してくれるので好き。

ちなみにこのキーボードの光源周りについてはイマイチな評価である。
「おしゃれにライティングしてくれんのか、ええやん」と購入前には思っていたが、
サイドライトについては全くもって意味無し。キーボード裏側から優しく照らしてくれているが、
いざ正常な位置でキーボード配置すると全く光源が見えない。横から光が溢れる事も無い。
キーバックライトについても柔らかな光で照らしてくれるが暗闇で見やすくなるという訳では無い。
サイドライトは全くの無意味、キーバックライトは演出のみ実用性無しと言った感じ。
どちらもキーボード上でON、OFFできるので基本的にはOFFにしている。

中身も最高。

見た目が良いだけで中身は大したこと無いんじゃねーの?
どうせ期待するだけ・・・。

期待値を大きく上回って来た、このキーボード。

表面の滑らかな触り心地。
キー一つ一つの絶妙な凹凸が指先に実に馴染む。
そして見た目通りの柔らかそうな打鍵感。
非常に軽いタッチ。それでいて確かな感触。確実にその感触を「心地よさ」で返してくれる。

擬音で表現するもコトコトでも無く、スコスコでも無く・・・。
シュコシュコみたいな。
完全に空打ちした感じも無く、程よい押し心地を生むこすれの様な・・・。
非常に難しい表現。でも気持ち良い。

無意味に押したくなるこの感触、ぜひ皆さんも味わってほしい。どこかで。

テンキーレスは狭いデスクの味方

懸念点で挙げていたテンキーレスについて。
本当になんて無かった。いらぬ心配に怯えていた。

このキーボードに変えてから気付く。
そこまでテンキーを使う作業をしていなかった。あったら使う程度のものだった。
それよりもキーボードが小さくなった事で、デスクがすっきりとした事の方がでかい。
ただでさえ狭いデスクと言うのに、限られたスペースでマウスを動かしていた自分に、
「今までよく頑張った!」と褒めたいくらい。

偶にPCの電卓を使う時が不便だなと感じる時はあるが、
今の所はそばに置いてあるスマートフォンでカバー。
その頻度も月に1回程度なものなので不満点はなし。
今後、テンキーの必要性が出てきた時には別途テンキーパッドを買う予定ではある。

テンキーレスで悩んでいる方は一度自分がどのタイミングでテンキーを使っているか意識してみて欲しい。
あれば便利でついつい使ってしまう代物ではあるが、無い環境でも困らないのであれば、
キーボード選びの選択肢も広がる。

英字配列は少しの慣れで大丈夫

懸念点で挙げていた英字配列について。
本当になんて無かった。いらぬ心配に怯えていた。

生まれてこの方日本語配列に身体が矯正されていた為か、
心配に心配を重ねまくっていたが、いざ使ってみると全く問題無く使えた。

記号の配置が違う為かそこは若干の戸惑いが出ると思うが、
そこも慣れで十分にカバーできる。
慣れと言っても1日程度触れば大体は把握可能。

「半角/全角」の切り替えだけは少し注意が必要。
一般的には数字の1キー横に付いているが、英字配列にはそのキーが「‘」や「~」に置き換わっている。
これはPCの設定でカバー。
左Ctrlキーとスペースキーの同時押しで「半角/全角」を代用。
これが思っても居なかった所だが非常に使いやすい。

日本語配列であれば「半角/全角」キーを押すために左手をホームポジションから動かす形で指を伸ばすが、
この設定によりホームポジションから大きく動かさずとも小指と親指だけで切り替えができる。
めちゃくそ便利。切り替え早い。

Lofree FLOW まとめ

大変に満足。非常に満足。
ここ最近で買って良かったものランキング第1位に輝くくらい。

見た目、打鍵感、懸念点の払拭。
大変に素晴らしい製品かと存じます。

これからこのキーボードを相棒に文章シタタメていこうじゃないの。

おまけ:Lofree FLOW vs 旧キーボード

このLofree FLOWを手に入れた私に敵などいないのだァーッ!

くくく・・・最高のスコアじゃないかッ!過去最高ッ!
どれ、旧キーボードでのスコアを見てみようじゃないか。
FLOWで出した最高得点は越せまい・・・・

は?FLOWよりスコアが高いんだが?

は?

は?

~完~

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