あても無く旅に出たい。ふとそう思う時がある。
なぜそう思う時が来るのかは正直わからない。
日常に疲れて何処かに逃げ出したいのか、非日常を求めて身体が疼くのか。
ただ自分の直感だけを頼りに彷徨い続ける。
自身の未開の地を求めて。
そんな旅に出たい。
計画その1 目的はざっくり決める
冒頭にあても無く彷徨いたいとは言ったものの、「着いた先に結局何もありませんでした。」
と言うのも少し寂しいものがある。
何より終わり所がわからず本当に彷徨ってしまう。
そこに到達するまでの経路、手段は場当たりで決めるが、
最終的な目的は何となく決めておきたいと思う。
例えば「北陸に美味しい海鮮料理を食べにいきたい」とか、
どこの店を目指すとかでは無く、本当にざっくりと進む方角を決める程度。
どこに入るとかはその場で決めるか、旅路途中で決めるか。
ただ、ある特定の店や場所に目的があるのならそれはそれで良し。
計画その2 基本の手段は車で
徒歩、自転車での旅ももちろん良いが、残念ながら自宅周辺はだいたい行ける範囲で制覇してしまった。
という訳で今回の旅は基本的に車で行く手段を取る。
車であれば移動範囲も自転車とは比にならないくらい増える。
電車での旅も便利でありと言えばありだが、気ままにふらっとと言うのが出来なくなってしまう。
そうは言っても、ちょっと市街地に行くとかであれば非常に頼もしい存在。
ちょっとした旅路のサポート役として登場してもらう事になりそう。
計画その3 行先は片道約3時間が目安
泊まりでの旅ってのも楽しいものだとは思いつつも、気軽にできるものでは無い。
それこそこんなふわっとした計画では無く、本腰入れて綿密に計画したい。
今回の旅は基本日帰りなので、片道約3時間を目安にざっくりとした行先を考える。
極力高速道路を使わずに下道のみで考える。
高速道路を使えばもっと範囲は広げられるが、ドライブとして考えた時にあまり面白味を感じない為である。
そこは状況に応じて使い分けるとする。
行き3時間、現地2時間、帰り3時間で合計8時間くらい。
朝10時に出発しても夕方18時くらいには帰って来れる様なそんな感じの旅が多分ちょうど良い。
計画その4 一人か気の合う友人とか
一人旅ってのもそれはそれで楽しいものである。
一人で自由にあっちこっちと何も考えない脳筋旅が楽しめる。
ただ、一人旅にもいずれ限界が来る。
旅の途中で「もうええか・・・」とか言って切り上げたり、
何とか目的地に到達してもその帰り道、孤独と疲労した身体を酷使する地獄だったり。
今回この旅を友人に話してみた所、付き合うと何とも嬉しい返事が。
この瞬間地獄旅から一変、最後まで楽しい旅に進化した。
こんなあても無い無計画、勝手気ままな自由奔放の旅に付き合ってくれるとは。
良き友人に恵まれ、大変な幸せ者である。
この場を借りて心の奥底から感謝を述べたい。
ありがとう。
まとめ
計画その1:目的はざっくり決める
計画その2:基本の手段は車で
計画その3:行先は片道約3時間程度を目安に
計画その4:気の合う友人と
上記計画を元にざっくりとした行先を決める。
まずは計画その3からある程度範囲は絞れる。
候補地その1 滋賀県大津市(3時間20分) 候補地その2 奈良県名張市(3時間) 候補地その3 和歌山県新宮市(2時間50分) ※ただし、途中までの高速道路使用。 候補地その4 兵庫県宝塚市(2時間30分)
現状で行ってみたい候補地としてはこんな所。
特に宝塚市にはもう一度行きたい。
過去に一度だけ行った事があるが、通過したのみだった。
その時見た街並みが「ここに住みたい」と思う程綺麗だった為、もう一度時間を掛けて街を散策したい。
新宮市も捨て難い。同県ながらその距離は他県へ行くよりも遥か遠い。
何がそこに待っているのか、今一度確認に行くべきである。
名張市は地図上でパッと目に入った。
山に囲まれた雰囲気でどんな町風景が待っているのか、
想像するだけで胸が高ぶる。
大津市も琵琶湖の目の前でその広大さに思わず息を飲むかもしれない。
どこを選んでもきっと後悔の無い旅になるだろう。
そんな目的の無い旅でもきっと楽しい事を見つけられる。
それでいい。それがいい。
それでは今日はこの辺で。